既にフランスやスコットランド等では’06−’07シーズンがスタートしてますが、今日よりブンデスリーガ(ドイツ)がスタートし、来週以降はイングランド、スペイン、イタリアといった主要リーグもスタートします。というわけで、今日はブンデスリーガとプレミアリーグ(イングランド)の展望を。
ブンデスの本命はやはりバイエルン。大黒柱のバラックは抜けたものの、ポドルスキーが新たに加入。彼に加えてシュバインシュタイガー、ラームとW杯でも活躍した若手3人がチームの軸になると思います。対抗は攻撃力のあるブレーメン、シャルケだと思いますが、安定感ではバイエルンより1枚落ちると思います。
本命:バイエルン・ミュンヘン
対抗:ブレーメン
チャンピオンズリーグ出場:シャルケ04
プレミアもやはりチェルシーが本命。しかし、今シーズンのチェルシーは若干不安材料が。それは、シェフチェンコとバラックの加入。一見、世界のトッププレーヤー2人の加入でチーム力がよりアップしたようですが、攻撃陣に人が多すぎてレアル・マドリーの二の舞になる危険性があると思います。現在の3トップならシェフチェンコかドログバかどちたかが控えになるし、中盤もバラックとランバートが共存できるかどうか、イングランド代表でのランバートとジェラードのことを思うと不安。また、ドログバとシェフチェンコの2トップにするとシステムは安定するけど、そうなると攻撃の起点になるロッペンが使えない。まあ、モウリーニョ監督のことだから解決策は見つけるだろうけど、ベストのシステムを見つけるのに手間取ると、シーズン序盤に出遅れる危険性もあるかと。
そのチェルシーの対抗馬1番手は昨シーズンのチャンピオンズリーグ準優勝のアーセナル。ピレス、ベルカンプはいなくなったものの、代わりにロシツキーが加入したのが大きい。彼とアンリのホットラインは魅力だし、アデバヨール、レジェス、ファンベルシー、フレブ、セスクら若手中心となった攻撃陣は更なる成長が期待できる。これに昨シーズンのチャンピオンズリーグで見せた鉄壁の守備が健在なら(センデロスが負傷で出遅れるのは気がかりですが)、充分優勝を狙えると思います。
この2チームに次ぐのはやはりリバプールとマンチェスター・Uですが、リバプールは新戦力の上積みが無いし、マンチェスター・Uはファンニステルローイが抜け、C・ロナウドの動向も気がかり。この2チームはチャンピオンズリーグ出場権が現実的な目標でしょう。
本命:チェルシー
対抗:アーセナル
チャンピオンズリーグ出場権:リバプール、マンチェスター・ユナイテッド