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サッカー欧州リーグプレビュー(1)プレミアリーグ

 欧州サッカーの07−08シーズンも先週末にはフランス、スコットランドが開幕し、今週末にはイングランド、ドイツ、そして月末にはイタリア、スペインが開幕します。というわけで、今回から何回かに分けて今年度の欧州主要リーグの展望を書いていきたいと思います。まず今回は、イングランドプレミアリーグ
 プレミアは、今年も昨季優勝のマンチェスター・ユナイテッドを筆頭に、チェルシーリバプール、そしてアーセナルの4強が軸になると思います。ただ、この中でもアンリの移籍したアーセナルはやや落ちるかと。アデバヨール、ファンベルシーの2トップはまだまだ選手として成長期だけに可能性は感じるものの、ここ数年のアーセナルは「アンリのチーム」という印象が強かっただけに、有形・無形のマイナスは計り知れない。今季のアーセナルチャンピオンズリーグ出場権獲得が現実的な目標かと。
 優勝候補の筆頭は、やはり連覇を狙うユナイテッド。昨季は必ずしも厚いとは言えない選手層で優勝を果たしましたが、このオフにはハーグリーブス、ナニ、アンデルソン、そしてテベスと充実の補強。特にルーニーテベスの2トップは高さこそないものの、噛み合えば世界でも最高クラスの破壊力かと。
 そのユナイテッドの対抗馬にはリバプールを推します。ベニテスが監督になってから、チャンピオンズリーグでは3年で優勝1回準優勝1回と好成績ながら、プレミアでは毎年早期に優勝戦線から離脱しているこのチーム。しかし、このオフには課題の得点不足を快勝するために、トーレスとバベルを獲得。個人的には、ぜひトーレス、バベル、そしてカイトの3トップにジェラードをトップ下に置く超攻撃的な4−3−3のシステムを採用してほしいところ。
 昨季は3連覇を逃したチェルシーは、昨季同様4−4−2のシステムで行くのか、連覇当時の4−3−3に戻すのか注目。どちらがベストかは、結果からしても後者なのは歴然。オフにウィングのマルダを獲得したからには後者に戻すとは思うのですが、とりあえず開幕戦のシステムに注目。それにしても、アブラヒモビッチがオーナーになってから例年のオフは大量補強で注目されてたこのチームですが、このオフは前記のマルダとピサロ以外は目立った補強は無し。やはり、昨季のシェフチャンコとバラックで懲りたのでしょうか?(^^;)
優勝予想:マンチェスター・ユナオテッド
チャンピオンズリーグ出場:リバプールチェルシーアーセナル
 それにしても、プレミアは日本時間で明日開幕というのに、未だに今シーズンの日本での放送は未定(;-;)。今期は無しということにならなければいいのですが・・・。