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サッカー東アジア選手権プレビュー

7月31日、サッカーの東アジア選手権がスタート。今回は男女同時開催。まず男子ですが、まだW杯出場が決まってなければ最終テストとしての意義もあったと思うけど、すでにアジアを勝ち抜いて次は世界相手にどう戦うかがテーマになった現在、アジア相手に戦う意義を見つけるのは難しいかと。まだベストメンバーが揃うのならコンビネーションを高める機会になりますが、例によって今回も海外組は不参加。そうなると新戦力のテストというのが主眼になるはずですが、今回は田中達や今野ら新顔も召集されたものの、ジーコの過去のやり方からして積極的に新しいプレーヤーを使うとも思えないし。
むしろ今大会においては男子より女子に注目。なんといっても全3試合がゴールデンタイムで生中継されるのが大きい。かつて女子サッカーがゴールデンタイムで放送されたのは昨年の五輪予選の北朝鮮戦のみ(のはず)。今大会で女子が男子に匹敵する、あるいは上回る結果を残せば、現在以上に女子サッカーに対する注目が高まり、一層女子のサッカーも普及するはず。ただ結果を残すのは男子以上に難しいのも事実。男子は実力的に韓国と互角、中国・北朝鮮より上ですが、女子は韓国よりは上だけど中国・北朝鮮よりは下。しかも、韓国はホームという地の利もある。厳しいとは思いますが、なんとか結果を残してほしいところ。個人ではFWの永里優季に注目。彼女は18歳の現役女子高生にして、代表の背番号「9」のエースストライカー。現在でも代表戦で4試合連続得点中。今大会で活躍すれば、「女子高生ストライカー」としてマスコミの注目を一気に集めるかと。