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コンフェデ杯感想&今後の日本代表に思う

日本2−2ブラジル
正直、この結果は意外でした。相手が本気モードのブラジルゆえ大敗の予想もしてましたから。内容もたしかに押されていましたが、過去のブラジル戦ほど絶望的な内容ではなかったですね。なんせ、最初の加地のシュートがオフサイドを取られなかったら日本が3−2で勝ってたのですから。数少ないチャンスを確実に決めた中村のロングシュート、そして大黒の同点シュート、どちらも見事でした。特に大黒のプレイは先日も書いたように、やはりかつての中山のプレイを思い出させました。
これで日本は予選リーグを1勝1分1敗の勝ち点4で、得失点差で決勝トーナメント進出ならず。しかし、来年のW杯本大会のシュミレーションとして考えると世界チャンピオン・ブラジル、欧州チャンピオン・ギリシャ、そして北中米チャンピオン・メキシコというすべてが強豪のグル−プで互角の戦いができたのは大きな自信になったかと。恐らく、本大会でもここまで厳しいグループに入る可能性は低いと思うし、そうなると決勝トーナメント進出の可能性も必ずしも低くないと思います。そして、勝利したギリシャ戦、引き分けたブラジル戦の日本のフォーメーションは4−4−2。ジーコジャパンの原点といえるシステム。このシステムで結果を出せた以上、世界的に時代遅れの感がある3−5−2システムよりも、本大会まで1年間、この4−4−2を熟成させるのが日本代表の1番の課題になるかと思います。