Dreamzone

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最後のトヨタカップ

とりあえず、番組的に最大の見せ場はハーフタイムでのジーコプラティニ、そしてさんま師匠の夢の(^^;)3ショットでしょうか?しかし、思えばトヨタカップの始まった時代はまだBSもスカパーもなく、海外のサッカーを見れるのは「ダイヤモンドサッカー」で数週遅れの試合を2週に分けて、しかも内容1部カットでの放送があったのみ。海外のトップチーム、トッププレーヤーの試合を生で見れるのは年に1試合、トヨタカップのみでした。’85年ユベントスプラティニラウドルップのスーパープレイ、’87年ポルトの雪中の劇勝、そして私が唯一生で見た’93年サンパウロvsミランの3−2の打ち合い。その他、数え切れないくらい素晴らしいプレイ、素晴らしい試合を私に、そして日本のサッカーファンに見せてくれました。
そして、最後のトヨタカップポルトオンセ・カルダスの顔合わせ。試合は予想通りポルトが押し気味なものの、カルダスのGKエナオのファインセーブとゴールバーにはばまれ、得点ならず。これは昨日のチャンピオンシップ同様PK戦までもつれこむと思ったのですが、その通りPK戦に。PK戦では、リベルタドーレス杯決勝でボカ・ジュニアーズのPKをすべて止めたエナオのいるカルダスが有利と思ったのですが(しかもポルトの正GKバイーアは途中退場している)、9人目までもつれこむ死闘の末勝ったのはポルト。最後のトヨタカップはヨーロッパの勝利に終わりました。得点こそ入らなかったものの、最後のトヨタカップに相応しい戦いだったと思います。