というわけで、イングランド・プレミアリーグはマンチェスター・シティの優勝が決定しました。正直、シティのサイクルはもう終わったと思っていたので意外な結果。新加入のディアスがフィットして、ストーンズも復活して守備が安定。エースのアグエロはケガなどでほとんど活躍できなかったものの、中盤のギュンドアンが点取り屋として覚醒（？）したのをはじめ、ゼロトップシステム基本で多くの選手が満遍なく得点。攻守にスキのないシーズンでした。
それに引き換え、連覇を有力視されていた我らがリバプールはボロボロ(;-;)。絶対替えの利かないファンダイクがシーズン序盤に大けがで今シーズン出場不能に。さらにゴメス、マティプもケガでCBが全滅。アンカーのファビーニョをCBに下げてなんとか守備崩壊は免れたものの、今度は点が取れない。更に精神的支柱のキャプテン・ヘンダーソンまで負傷による長期欠場で万事休す。現状はUCL出場権も絶望的。どうしてこうなった。
他の「ビッグ６」のチームは、マンチェスター・ユナイテッドは優勝争いには絡まなかったものの、2位は確定的でまずまずの結果。チェルシーは前半は不振だったものの、監督がトウヘルに代わってから攻守に安定し、UCL出場権はほぼ確定。一方、トッテナムとアーセナルはリバプール以上にボロボロで(^^;)来シーズンの欧州カップ戦の出場はほぼ無理。
むしろ今シーズンは「ビッグ６」以外の活躍が目立ちました。すでに「強豪」と呼んでいいレスターはUCL出場権獲得は確定的。ウェストハム、アストンビラ、リーズ、エヴァートンあたりも欧州カップ戦出場権争いに絡む活躍。第3者的には（優勝争い以外は）見ていて面白いシーズンだったと思います。
