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サッカー・ラリーガレビュー

 サッカー、スペインリーグはバルセロナが優勝。本当に開幕前の財政難のごたごたを思えば、予想外の結果ですね。

 優勝の最大の要因は、やはり新加入のレヴァンドフスキーが期待通りにはまって大活躍したこと。さらにGKのシュテーゲンが過去最高レベルのパフォーマンスでリーグ最少失点記録は確定的。最前線と最後尾がしっかりしてたうえに、ペドリ、ガビ、デンベレ、デヨング、アラウホ、クンデら若手が躍動。シャビはトータルバランスの高いチームを作り上げたと思います。

 一方、ライバルのレアル・マドリーベンゼマが昨年ほどの神がかった活躍ができず、モドリッチ、クロースらベテランもさすがにピークを過ぎた感があった。バルサ同様ヴィニシウス、ロドリゴバルベルデ、チュアメニ、カマビンガ、ミリトンら若手の活躍はあったものの、完成度はバルサに一歩及ばず。

 アトレチコ・マドリーは、ここ数シーズン感じられるようにシメオネ政権もマンネリ気味の印象。それでも、優勝争いには絡まなかったもののUCL出場権確定はさすがですが。

 そして、日本人としてはやはり特筆すべきはレアル・ソシエダの台頭。久保が完全にチームの中心として活躍し、チームもUCL出場権獲得が濃厚。来シーズンはUCLの舞台で久保の活躍が見れそうで楽しみです。