というわけで欧州4大リーグの最後、ブンデスリーガはバイエルン・ミュンヘンが優勝、7連覇を果たしました。
知ってた・・・と言いたいところですが、今回のバイエルンの優勝は最終節に決定。数年前までは常に独走で優勝、グアルディオラが監督の頃は3月に優勝決定（！）というシーズンもあったことを思えばかなり苦しんだシーズン。昨シーズンも前半はドルトムントが首位をキープ、バイエルンは監督交代の荒療治で逆転優勝。今シーズンも前半はドルトムントの独走を許したものの、なんとか後半に巻き返してまたも逆転優勝。こうなった理由は、やはりこの7連覇を支えてきたロッベン・リベリの衰えが大きいと思います。この2人も今シーズンで退団決定。この2人に代わる存在のコマン、ニャブリもいい選手なんですがややスケールが小さい。現エースのレヴァンドフスキーも年齢を思うと今後多くは望めないし、バイエルンとしては今後のことを思うと攻撃にワールドクラスの選手が1人、2人欲しいですね。
一方、２シーズン続けてバイエルンに逆転優勝を許したドルトムントは、サンチョをはじめ若い選手が活躍したものの、やはり層の薄さは否めず。また、ブンデスリーガは日本人選手が所属するチームが多いものの、最終的に長谷部のフランクフルトをはじめ来シーズンのUCL出場権を得たチームが無かったのはやはり残念です。
