というわけで、日本時間今朝行われた試合でバルセロナが勝利、スペインリーグ優勝を決めました。
今シーズン開幕前のバルサはご存知のようにネイマールがパリに移籍。その穴が心配されましたが、現時点でリーグ無敗という圧倒的強さで優勝。いったいネイマールとはなんだったのか？(^^;)。今シーズンのバルサの好調は、シンプルに「戦術メッシ」に回帰したところが大きいと思います。そして、前半戦のＭＶＰは文句なくパウリーニョ。彼が途中交代で入って決勝ゴールを決めた試合を何度見たことか。後半戦に入ると冬の移籍市場でコウチーニョが加入、ケガで出遅れたデンベレもレギュラーに定着。メッシ、スアレスと共に新たに攻撃陣の「ファンタスティック４」を結成した印象があります。その一方で、長年バルサを支えてきたイニエスタは後半戦は出場機会が減り、退団が決定。一抹の寂しさを感じます。
バルサのライバルであるレアル・マドリーは、やはりシーズン前に予想したようにモラタ、ハメス、ペペらが移籍して層が薄くなったのが響いた。更にメッシとは逆に、エースのロナウドが序盤戦で出場停止＆不調。スタートダッシュの失敗を最後まで取り返せなかった印象。もうひとつのマドリー、アトレチコはバルサ、レアルに比べて選手層が薄いことを思えば２位でフィニッシュできそうなのは立派。その他のチームは優勝争いには全く絡まず、UCL出場権獲得が現実的な目標でしたが、久々にバレンシアが獲得できそう。
日本人選手は、乾はエイバルで今シーズンもコンスタントに出場し、このオフにはベティスに移籍が濃厚。一方ヘタフェに移籍した柴崎はケガもあり出場機会が少なかったのは残念でした。
