Dreamzone

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私の愛したSUPER MONKEY'S

エピローグ:26年目の夏

 昨年’17年9月に安室奈美恵さんは1年後の引退を発表。理由もなく、彼女は一生歌い続けるものと信じていた私には衝撃でした。そして、先日芸能人としての活動を終了。この20年近く、「SUPER MONKEY'Sは活動休止してるだけ」と自分に言い聞かせてきましたが、それももう通じなくなりました。私の愛したSUPER MONKEY'Sが再び私の目の前に現れることは無くなったのです。

 ’96年以降、SUPER MONKEY'Sが安室さんとMAXに分離したのは残念ですが、納得はしてます。世間ではMAXとなった4人が切り捨てられたような言い方をする人もいますが、4人としても安室さんのバックで踊るだけより、自分たちが前面に出て歌って踊りたいという思いがあったはず。そして、安室さんの実績が偉大過ぎて忘れられがちですが、MAXもオリコン1位・ミリオン・紅白出演・単独武道館ライブとほとんどのアイドル・アーティストの目標とするところを叶えているのですから。

 ただ、それでも4~5年に1回くらい再結成してスペシャルライブをやってほしかったという思いはあります。ドリカムのワンダーランドやB'zPleasureみたいに。そうすれば、5人にもよりいい刺激になったと思うのですが。

 最後になりましたが、26年にわたる安室さんの活動の中で、SUPER MONKEY'Sとして(共に)活動したのは共に’92年のCDデビューから、実質ラストステージの千葉マリンスタジアムのライブまで約4年間。安室さんの長い芸能人活動の「起承転結」の「起」の部分、あるいは「序章」にすぎなかったと思います。それは、MAXとして今後も活動を続ける4人にとっても同じ。

 でも、その4年間のSUPER MONKEY'Sは誰よりも輝いていた。まさに「頂点を目指し、頂点に近づきつつあるものだけが持つ輝き」を彼女たちは持っていた。そんな彼女たちの「奇跡の軌跡」を間近で見ることがき、幸運にもそんな自分の存在を彼女たちに知ってもらうことができた私はアイドルファンとして最高に幸せ者だったと思います。