レアル・マドリー４−２バイエルン・ミュンヘン（２試合合計６−３でレアル勝ち抜け）
欧州サッカーの横綱同士の対戦、2ndレグはまさに「死闘」という言葉がピッタリの試合でした。
試合立ち上がりはアウェイながら２点差以上で勝つしかないバイエルンが攻勢、しかしレアルも押し返し前半はがっぷり四つのまま０−０で折り返す。そして、後半は試合が激しく動く。立ち上がり５分にバイエルンがＰＫを得て、これをレヴァンドフスキーが決めてバイエルン先制。２点目を狙って更に攻勢に出るバイエルンですが、残り時間１５分のところでレアルはエースのロナウドがゴールを決めて、この試合同点。しかし、その直後にラモスのまさかのオウンゴールでバイエルンが２点目で、２試合合計同点。そして、残り時間５分のところでバイエルンはビダルが退場になり、試合は延長戦に。
延長戦も一進一退の攻防でしたが、前半終了間際にロナウドのゴールでレアルが２試合合計リード。もっともスローで見るとオフサイドっぽかったですが。これで１人少ないバイエルンは精神的にも体力的にも切れたのか、試合は決まり。延長後半にレアルはロナウドのハットトリックとなる３点目を含め２ゴールをあげ、２試合合計６−３で準決勝進出を決めました。
２試合終わってみれば、バイエルンとしては初戦のＰＫ失敗、更に２試合連続の退場者が最大の敗因。初戦のＰＫが決まっていれば延長戦に入ること無く勝ち抜けていたし、この試合も退場者を出してレヴァンドフスキーを下げたために延長戦に入って体力切れ＆ゴールを決める人がいなくなった。いわば、バイエルンの自滅と言っていい結果。これで、レアルは連覇に向けて最大の難関を突破したと言っていいと思います。
