Dreamzone

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サッカー・ロンドン五輪プレビュー

 今週末よりいよいよロンドン五輪が開幕しますが、それに先駆けて男女サッカーがスタート。しかし、4年ごとに同じことを書いてますが(^^;)開会式前に競技スタートというのはやはり不自然。五輪はFIFA主催の大会じゃないし、通常のFIFAの大会のようにグループリーグ無しでいきなりトーナメントでいいと思うのですが。
 それはさておき、今大会も3大会連続で日本は男女とも出場。しかし、過去は男子ばかり注目されて女子は「ついで」扱い(^^;)だったのですが、今回は立場が逆。今五輪で女子のほうが男子より圧倒的に期待されているのは日本くらいじゃないでしょうか。似たような状況のアメリカは女子のみ出場だし。
 というわけで、まず女子の展望から。昨年のW杯で優勝したなでしこジャパンには当然「金メダル」の期待がかかりますが、正直かなり厳しいかと。昨年のW杯の優勝というのは、正直「出来すぎ」の結果。それでも、現在の世界ランク3位の実力のなでしこジャパンからすれば、グループリーグ突破は確実。問題は準々決勝。ここで当たるのは恐らくアメリカかフランス。どちらも強豪国であり、最近のテストマッチでも敗れている。昨年のW杯でも準々決勝のドイツ戦が大きなヤマで、延長の末勝利したのですがその再現なるか。ここさえ突破すればメダルは見えてくると思います。とりあえず、期待は「金メダル」ですがどの色でもメダルが取れれば上出来だと思います。
 金メダルが目標の女子に対し、男子は「グループリーグ突破」が現実的目標とかなりスケールダウン(^^;)。それでも、アトランタ大会以降4度の大会でグループリーグ突破はシドニーの1度だけということを思うと実現すれば十分な成果。グループリーグの対戦相手を見ると、スペインには恐らくかなわないもののモロッコ、ホンジャラスはなんとかなりそうで「1強3弱」(^^;)の構図。今回の男子代表は、宇佐美、大津、清武らかつてなく海外組を多くそろえ、弱点と言われたDFも吉田、徳永のオーバーエイジで強化。なんとかグループリーグ突破を果たしてほしいところ。優勝争いはブラジルが圧倒的大本命。五輪世代に普通にパド、ネイマール、ガンソ、ラファエルらがいて、それプラスオーバーエイジにフッキ、マルセロ、チアゴ・シウバを加えるなんて本気すぎ(^^;)。それに次ぐのはやはりオーバーエイジスアレスカバーニらを加えたウルグアイ、マタ、アルバらを加えたスペインでしょうか。