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サッカー・五輪男子日本代表に改めて思う

 結局グループリーグ全敗で大会を終えた反町ジャパンですが、はっきり言って、
「予想通り」
 大会前から客観的に見て3連敗が妥当、1試合でも勝てれば上出来と思ってました。正直、チームの力量を考えれば、日本がオーバーエイジを使って、他の国がオーバーエイジを使わなくてようやく勝負になるはず。それが、日本が使わなくて他の国が使ってたら勝負になる訳が無い(^^;)。ブラジルがロナウジーニョ、アルゼンチンがリケルメとその国のトッププレーヤーをオーバーエイジで使っているのに、その差は大きすぎ。
 オーバーエイジ問題に関しては、とにかく反町監督の決定が遅すぎた。もっと早くから動いていたらヴィッセルを説得して大久保を起用できたかも判らないし、遠藤が病気になっても他のプレーヤーを起用できたかも判らない。そもそもオーバーエイジは2人で良かったのか。せっかく3人まで起用できるのだから、闘莉王あたりを起用すればもうすこしチームの雰囲気も引き締まったかも。逆に最初からオーバーエイジを使わず、「五輪は結果より経験」と大会前から言い切っておけば良かったかも判りませんが。
 ただ、個人的には「五輪に男子のサッカーが必要か?」という疑問があるんですよね。サッカーでは「ワールドカップ」という唯一無二のステータスを持つ大会がある。また、今大会でもバルサのメッシらが召集で揉め、スポーツ仲裁所も「クラブは召集に答える義務無し」という判断を下した。「23歳以下+オーバーエイジ」という中途半端なレギュレーションにしてまで、やる必要があるのかと思います。