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サッカー・スペインリーグ&イタリアリーグ終了

リーガエスパニョーラ
優勝:バルセロナ
チャンピオンズリーグ出場:レアル・マドリーバレンシア、セビージャ
ヨーロッパリーグ出場:マジョルカ、ヘタフェ、アトレチコ・マドリー
 スペインリーグは予想通りバルサとレアルのマッチレースが最後まで続きましたが、バルサが逃げ切りでV2達成。終わってみれば直接対決でのバルサのダブルが利きましたね。両チームを比較すると、どちらもビッグネームが揃ったスター軍団ですが、その「個の力」+「組織」のバルサ、「個の力」のみのレアル、その差が出たという感があります。そして、そのバルサのMVPは言うまでもなくメッシ。今シーズンのメッシはバロンドールを取った昨シーズン以上の活躍。昨シーズンまでのメッシは「チャンスメーカー」という印象が強かったのですが、今シーズンは「ストライカー」としても覚醒し、まさに全盛期のマラドーナの域に近づきつつある感を受けました。
 ただ、バルサ、レアル以外のチームはやや不甲斐無かったですね。2位のレアルと3位のバレンシアの勝ち点差は20以上。10年くらい前はバレンシアやデポルが優勝したこともあったのですが、現在のリーがはバルサとレアル以外のチームが優勝するということは考えられないですね。この傾向は来シーズンも続くかと思います。
セリエA
優勝:インテル
チャンピオンズリーグ出場:ローマ、ミランサンプドリア
ヨーロッパリーグ出場:パレルモナポリユベントス
 イタリアリーグも予想通りインテルが優勝し、5連覇の快挙。本当にスゴイとしか言いようがない。特にレアルから移籍したスナイデルの活躍は見事で、MVPは彼でしょう。彼の存在はインテルをチームとしてより1段高いレベルに導いたと思います。しかし、インテルに比べてビッグネームも少なく、エースのトッティも相変わらずケガがちでフル稼働できなかったのに最後まで優勝を争ったローマも見事だったと思います。また、以前にも書いたように3位のミランも戦力を思うとまずまずの結果かと。
 一方、期待を裏切ったのは優勝争いはおろかチャンピオンズリーグ出場も逃したユベントス。新戦力のジエゴ、メロがいまいちフィットせず、デルピエーロトレセゲカモラネージカンナバーロらベテランもやはり力が落ちてきた。不動の守護神ブッフォンもケガで彼にしては凡庸な出来。来シーズンはよほどチームを抜本的に改革しないと、復権は難しいと思います。