今年の歌手系アイドルの最大のトピックはやはりPerfumeにようやくブレイクの兆しが見えてきたことでしょうか。昨年あたりから各所で高評価が聞かれるようになったPerfumeですが、今年秋にリリースされた「ポリリズム」が遂にオリコンベストテン入り。まだ「ブレイクした」とは言い切れないポジションですが、来年こそ真の「ブレイク」を果たしてほしいです。
このPerfumeをはじめ今年後半は歌手業に活動のメインをシフトしたリア・ディゾン、更には中川翔子さんやAKB４８とチャートの上位にハロプロ系以外のアイドル系の名前を見ることが増えた１年だったと思います。
そのハロプロですが、この１年は「悲惨」としか表現のしようがない１年だったかと(;-;)。加護ちゃんの解雇に始まり、辻ちゃんの出来ちゃった結婚、藤本美貴さんのモーニング娘。脱退、安倍なつみさんの人身事故、後藤真希ちゃんの弟逮捕＆ハロプロ脱退、等等。最後の件は本人に責任は無いとはいえ、モーニング娘。結成１０年の節目の年にこれだけアクシデントが続発したというのは、この１０年間にたまった膿が一気に吐き出したとしか言いようがないかと。そんな状況で、ハロプロは年会費６３０００円（！）という超高額のFC会員を募ったり、ますます「ヲタ相手」の商売に特化していく傾向があり、少なくともかつての黄金期が復活することはもう無いかと。
また今年目だったのはフォーサイドからの、グラドルにカバー曲を歌わせてCDをリリースする企画。かなりの数のグラドルがCDをリリースしましたが、あくまでアイドルファン対象という感じで世間一般に届いてないのは残念。
