Dreamzone

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2007年前半のアイドル界を振り返る(2)歌手編

 今年前半の歌手系アイドルを振り返ると、やはりまずここ数年の歌手系アイドルの中心であったハロプロ勢の悲惨な出来事(^^;)の連続を語らざるおえないでしょう。加護ちゃんの解雇、辻ちゃんできちゃった結婚、そして藤本美貴さんのモーニング娘。リーダになったとたんの脱退。ここ数年のハロプロの右方下がり傾向が、遂にどん底にまで落ちた感があります。正直、いよいよモーニング娘。ハロプロも「ダメ」かという感を痛切に受けたのが今年前半ですね。リンリン・ジュンジュンら中国の娘の参加や、紺野あさ美ちゃんの復帰も正直焼け石に水かと。
 そんなハロプロ勢に対抗する唯一の勢力になるかと思われたAKB48も、未だにアイドルマニア相手のユニットというポジションで、まだ世間一般に存在が浸透したとは言えず。他の歌手系アイドルもユニットもソロも含めてほとんどが結果を残せず。唯一、結果を残したと言えるのは、デビューシングル・セカンドシングルともオリコンベストテン入りしたリア・ディゾン。グラビア界も含めて今年前半のアイドル界は彼女の1人勝ちと言えるかも。
 今年後半に関しては、楽曲のクオリティの高さはアイドルマニア並びに音楽マニアが皆認めるものの、まだブレイクには至ってないPerfume公共広告機構のCMに起用されたチャンスを生かせるかどうか注目したいです。また、アイドリング!!!、まりもみ、中野腐女子シスターズといったTV番組がらみの企画ユニットがどの程度世間一般に対して勝負できるかも注目。ただ、それぞれベースがCS番組、深夜番組、インターネット番組といったマイナーなメディアということもあり「BONITAの悲劇」(^^;)の再来になってしまう可能性のほうが高いことは否定できないですが。