Dreamzone

<SINCE1999.7.29>ツイッターhttps://twitter.com/halftone7313

サッカーW杯予選感想

昨日・今日とヨーロッパ&南米でもW杯の予選が行われたので、そのうちTV観戦した試合の感想を。
アルゼンチン2−1ボリビア
この試合はボリビアホームだったのですが、アルゼンチンはアウェイで相手が予選最下位のボリビア、しかも開催地が高地ということを考慮してか主力はほとんど温存。リケルメサビオラアイマールら攻撃陣のレギュラーはほとんどおらず。そういう訳で試合はボリビアが押し気味で、後半開始直後には先制点を上げたのですが、その後アルゼンチンはあっさり2点を返して逆点。地力の差がはっきりと見えた感のある試合でした。

チェコ4−3フインランド
戦前は戦力からしてもホームのチェコ有利と思っていたのですが、予想外の打ち合いとなり見ていて面白い試合でした。3−3からの決勝点、GKツエホのファインセーブからのカウンターでロクペンツがゴールを決めたシーンはまるで「キャプテン翼」のワンシーンのように出来すぎな(^^;)プレイでしたね。しかし、フインランドはいまだにリトマネンが10番を付けてのエースで、この国もなかなか有望な若手が育ってないよう。

フランス0−0スイス
この試合はフランスのホームでしたが、またも勝てない、しかも無得点(まあ無失点ですが)のフランス。今予選のフランスは世代交代に苦しんでいるというか、完全に失敗しつつありますね。やはりジダンの抜けた穴は大きすぎるし、その後を継ぐと思ったピレスも監督との確執で代表に呼ばれず。そのうえこの試合はアンリもケガで欠場。ジュリ、ヴィルトールあたりは健闘したものの、チーム力は’98年のW杯と’00年のユーロを連覇した頃に比べてはるかに落ちてますね。今のフランスはW杯「優勝」など夢また夢で、W杯「出場」が現実的な目標のチームかと思います。
イタリア2−0スコットランド
イタリアの2得点はピルロのFKで、まさにピルロのワンマンショーといっていい試合。トッティを中心にボールをキープして攻勢のイタリアでしたが、結局流れの中からはゴールできず。それでも無失点で勝つあたりはいかにもイタリアらしい試合でした。
ブラジル1−0ペルー
この試合はホームのブラジルが押し気味でしたが、なかなか点の入らない展開。後半に期待のロビーニョを投入するものの流れは変わらず、試合終了20分くらい前にようやくカカがゴールを決めて、これが決勝点。今日はロナウドが不調で、こういう時に限ってアドリアーノもケガで使えない。見ていてやや消化不良の感の残る試合でした。