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サッカーのフォーメーションの変換と日本代表へのフイードバック

ここ20年くらいのサッカーのフォーメーションを振り返ると、4・3・3→4・4・2/3・5・2→4・2・3・1とFWの数が減って行く傾向がありました。ところが、現在プレミアとスペインリーグでトップを走っているチェルシーバルセロナは4・3・3の3トップ。しかし、同じ3トップでもチェルシーは両ウィングを置くクラシカルなスタイルですが、バルセロナのは従来ならトップ下に置くタイプのロナウジーニョをウィングの位置に置いて攻撃の起点にする変則の3トップ。そこで、このバルセロナのスタイルで現在の日本代表の先発メンバーを考えて見ました。
    三都州  久保  中田英
         (高原) (石川)
         中村
     小野      稲本
   三浦  宮本  中澤  加地  
         川口
        (楢崎)
このフォーメーションなら、「中田英が復帰したらどのポジションで起用するか?」という現在の日本代表が抱えている問題も一気に解決するかと。中田英としては、3トップの右サイドといえばパルマ時代の悪夢(^^;)が蘇るかも判りませんが、無論パルマ時代のようにポジションを右サイドに完全に固定するのではなく、トップ下の中村と再三ポジションチェンジをして相手チームを翻弄すればいいかと。また、中田英のコンディションが戻らない場合はこのポジションに中村を起用、トップ下に小野、ボランチに遠藤か福西を起用。また、石川を起用して両ウィングの3トップというのもありかと。いずれにせよ、現在の日本の3・5・2システムはどちらかというと世界的にはすたれ気味のスタイルだし、これでアジアを勝ち抜けてもW杯で世界の強豪相手に勝利するのは難しいかと。そういう意味でこういうシステムも一考の余地があるのではと思います。