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チャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節感想

今節はTV観戦が遅くなったので2日分の感想をまとめて。
リバプール0−0ラコルーニャ
ホームのリバプールが終始押し気味の試合でしたが、相手GKのファインセーブなどもありスコアレスドロー。今期、監督や主力選手が変わったリバプールですが、ここ数年感じる「ツメの甘さ」みたいなものを相変わらず感じます。特にこの試合では再三惜しいシュートをはなったシセに比べて、バロシュにキレが無かったのが気がかり。ただ、ルイス・ガルシアシャビ・アロンソの今期加入したスペイン人コンビはかなりチームにフィットしてると思います。これでジェラードが復帰すれば、キーウェルを加えてヨーロッパでも屈指の中盤が形成されるので、今後が楽しみでもあります。一方のラコルーニャはアウェイでのドローは計算通りといえますが、放送でも再三言われていたように今期のチャンピオンズリーグでは3試合でまだ無得点。国内リーグでの不振ぶりを思えば、こちらのほうがグループリーグ突破が厳しいかと。
ユベントス1−0バイエルン・ミュンヘン
両チームともチャンピオンズリーグ優勝経験のある名門チーム同士の対決で期待していたのですが、どちらも「勝ちたい」より「負けられない」という気持ちが先に立ったのかややつまらない内容の試合。イタリアとドイツのサッカーの悪い面が出た試合と言えるかも。こういう内容を予想したのか、デッレアルビのスタンドも寂しい入り。こういう試合を見てしまうと、「セリエAブンデスはつまらない」という先入観が強くなってしまうんですよね。試合は見せ場のないままスコアレスドローになるかと思ったのですが、残り15分のところでネドベドが決勝ゴール。久々にネドベドらしい2列目からの飛び出しのゴールでした。あと、この試合を見て思ったのはカーンのプレイの不安定さ。かつてチャンピオンズリーグで準優勝、優勝した頃のような圧倒的な安定感というものが、最近のカーンのプレイには感じられないですね。やはり‘02年のW杯をピークに力が落ちている感を改めて受けました。
ミラン1−0バルセロナ
現在、世界最強の守備陣(ミラン)vs世界最強の攻撃陣(バルセロナ)の戦いといっていいこの試合。結果はシェフチェンコのゴールでミランが勝利、バルセロナの攻撃陣をもってしてもミランの守備陣を崩すことはできませんでした。特に放送でも再三触れられてましたが、ネスタの強さは相変わらずでしたね。もうひとつ、この試合の注目はカカとロナウジーニョのブラジルのエース同志の対決。この2人に関しては、敗れたバルサロナウジーニョのほうがいい動きをしていたと思います。
インテル5−1バレンシア
終わってみれば予想外の大差となった試合。前半は両チーム無得点。この試合も1点勝負となると思ったのですが、後半開始直後の2分と3分にインテルが立て続けにゴール。その後バレンシアも1点返したものの、逆にインテルに追加点を3点も奪われて万事休す。堅守を誇るバレンシアですが、国内リーグを合わせて5失点というのはちょっと記憶にないですね。しかもこの試合はホームだったというのに。今期のチャンピオンズリーグバレンシアを優勝候補の1番手にあげていた私ですが、ちょっと先行き怪しくなってきました。
レバークーゼン3−1ローマ
前半、ホームのレバークーゼンが押し気味ながら、トッティのFKがレバークーゼン選手に当たってコースの変わるラッキーなゴールでローマが先制。しかし、後半開始早々レバークーゼンが1点返し、15分には追加点を入れて逆転。その後はローマが退場者を2人も出し、ロスタイムには3点目を入れてホームのレバークーゼンが勝利。とにかく敗れたローマはやること為すことすべてチグハグ。グループリーグ3連敗で決勝トーナメント進出は絶望的。クラブの財政難もあり、今期のオフはかなりやばい状況になるかも。
その他の試合結果はこちらアーセナルマンチェスター・Uのイングランド勢がアウェイでの引き分けで足踏みしてるのが目を引きます。