というわけで真の「絶対に負けられない戦い」、アウェイでのオマーン戦を日本代表は１−０で勝利。最終戦を待たずに１次予選突破を決めました。
この試合、流れとしては引き分けでも１次予選突破が消えるオマーンが予想通り、いや予想以上ボールをキープして攻勢に。守勢に回る日本がときおりカウンターを見せるという、いつもの「日本ｖｓ中東チーム」の全く逆の展開に。そして、前半をなんとか０−０で折り返した日本は後半の７分に鈴木が見事なヘディングで先制ゴール。前にもここで書きましたが、鈴木というＦＷにはやはり運があると改めて感じました。そして、この試合最大の山場は後半１０分、川口が飛び出してがらあきになったゴールに打たれたオマーンのシュートを田中がクリアーしたシーン。もしあのシュートが決まっていれば試合の流れが一気にオマーンに傾いた可能性が高かったと思うし、実質この試合を決定づけたシーンだったと思います。その後はジーコ監督の鈴木通訳が退場処分になるという不可解なシーンはったものの、日本が１−０で逃げ切りに成功しました。
しかし最初に喜んでおいてなんですが、本当は１次予選でこんなに苦しんでたら困るんですよね(^^;)。２次予選ではオマーンより確実に力が上の、日本の苦手とする中東のチームと何チームか当たるのですから。２次予選までにはアテネ世代を中心とした新戦力が日本代表に台頭してくることを願いたいです。
