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五輪男子サッカー日本代表・予選リーグ敗退に思う

予選リーグ最終戦のガーナ戦は大久保の1ゴールを守りきって1−0で勝利。予選リーグ敗退が決まってモチベーションの低い中よく頑張ったと思いますが、逆になぜこのような試合を初戦からできなかったのかという気もします。
結局男子日本代表は1勝2敗で予選リーグ敗退。この原因は、一言で言ってやはり「実力の差、個人の力の差」でしょうか。欧州チャンピオンのイタリア、ブラジルを破って出場のパラグアイと同じブロックに入ってしまったことは、やはり不運だったこも。そして、イタリアのジラルディーノパラグアイのカルドーソのプレイぶりには、やはり個人の力の差を感じてしまいました。
しかし、「個人の能力の差を組織で埋める」というのは、今までの日本サッカーの基本コンセプトのひとつだったはず。そういう意味で、「フラット3」をベースに徹底した組織サッカーを目指し、シドニー五輪・’02年W杯で日本を決勝トーナメント進出に導いたトルシエ監督は、人間としてはともかく(^^;)日本サッカーに相応しい監督だったと思います。
もうひとつ、これは今まで何度も言ってきましたがオーバーエイジの問題。山本監督は高原・小野・曽ヶ端の3人以外頭に無かったようですが、それで良かったのか。結局高原はドクターストップがかかり参加できず、小野は合流が大会直前になりイマイチチームになじめず。曽ヶ端にしても、パラグアイ戦での大量失点はDFとGKの連携ミスがあったかも。
最後に負け惜しみになりますが、サッカーにとって五輪は最終目標で無く、最終目標はあくまでW杯。今大会に参加した選手たちが、予選リーグ敗退という屈辱を次回のドイツW杯、さらにはその次の南アフリカW杯で晴らしてくれれば、今大会の敗戦も決して無駄にはならないと思います。