既に皆さんご存知のように１８日に行われたライブでアイドリング！！！から２号の小泉瑠美ちゃんが卒業。しかし、１９日の「アイドリング！！！日記」、２０日の「アイドリング！！！」の放送では、その件については全く触れられず。無論、番組の収録はライブ以前の事とはいえ、これだけ重大な事件なんだから番組内でも直ぐに何らかの対応をするのが当然のはず。それだけ今回の卒業が急に決まった事とはいえ、卒業の理由が「体調不良」というのもネット上で色々憶測を呼んでます。過去、女性タレントの「体調不良」というのは「＝妊娠」というケースが多かっただけに。
それにしても、昨年春に２期生が入ってからのアイドリング！！！は正直迷走感、グダグダ感が強いです。加入したばかりの１０号が約１ヶ月で脱退したのがケチの付き始め。秋にリリースされたシングル「職業・アイドル」は以前にも書いたように、完全にマス（＝一般大衆）を無視したコア（＝ヲタ）のみをターゲットにした作品。暮れには４つのユニットを作ってCDセールスを競わせるという企画を行うものの、そのうちひとつの楽曲「遙かなるバージンロード」は詞といい曲調といい、間に入る合いの手といい、まるっきりモーニング娘。の「ハッピーサマーウェディング」のパクリと言っていい作品。そして、とどめは「呉越同舟」というより「付和雷同」と言っていいAKB48とのコラボ。今回の瑠美ちゃんの突然の卒業はまさにダメ押し。更には、先日コメントを頂いた英さんをはじめ、ネット上ではほとんどの方が１８日のライブに対して批判的な意見を述べてます。本当に、Perfumeのブレイクを横目で見ながら、アイドリング！！！は完全にハロプロやAKB48同様「ヲタ相手」のユニットに甘んじているという印象を受けます。
個人的にはアイドリング！！！というユニットは結成から２年半、つまりこの春がひとつの区切りというかメドになるんじゃないかと思ってました。アイドリング！！！のお手本と言えるおニャン子クラブが結成から解散まで２年半だっただけに。実際はこの春以降もユニットは続きそうですが、現実的にアイドリング！！！というユニットはもう「終わり」だなという印象を持ってます。正直、私もアイドリング！！！ファンを続けるべきかどうか、ここ数ヶ月はフジテレビ７２１（＆７３９）を解約しようかどうか迷ってます。昨年春以降、関西にでライブ・イベントをやってくれてないということもあるし。
これまた以前にも書いたように、「アイドリング！！！」の本来の意味が「慣らし運転」なら、そろそろ「慣らし運転」の時期は終了していいかと。既に「戦隊ヒロイン」という新たなステージに進みつつある娘（＝森田涼花ちゃん）もいるし。そして、今では「おニャン子クラブが工藤静香を生んだ」「東京パフォーマンスドールが篠原涼子を生んだ」と言われるように、数十年後に「アイドリング！！！がＯＯを生んだ」と言われるようになっていれば、充分「アイドリング！！！」というユニットが存在した価値があるんじゃないかと思います。
