Dreamzone

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2011年前半のアイドル界を振り返る(1)歌手編

 昨年から「アイドル戦国時代」という言葉よく聞かれますが、相変わらず現実はAKB系(SKE,NMBなど含む)の1人勝ち状態。ただ「戦国時代」というものの、「BUBUKA」誌流に言えば、積極的に「(AKBに)戦い」を挑んでいる印象のあるユニットと、そうでないユニットがあると思います。前者の代表がももクロ(Z)を筆頭に、ぱすぽ☆スパガスマイレージあたりで、後者の代表がアイドリング!!!を筆頭に東京女子流中野腐女子シスターズbump.y、バニラビーンズ、トマパイ、9nineあたりでしょうか。特にアイドリング!!!ホリプロナベプロ尾木プロなど、AKBにもメンバーを送り込んでいる事務所が多いこともあり、個々のメンバーの思いはともかく(菊地亜美ちゃんあたりはかなり意識している印象ですが)、積極的に「戦い」を挑む気配はないですね。
しかし、これらのユニットも、ももクロ(Z)は早見あかりちゃんが脱退、中野腐女子シスターズ乾曜子さんが卒業(予定)、アイドリング!!!が後藤都ちゃん休業、スマイレージは増員決定。また、ぱすぽ☆はアイドルユニット史上初のデビュー曲初登場1位という快挙を成し遂げたものの、翌週は100位以下にランクダウン(^^;)。総じてAKB系以外は明るい話題が少なかった印象です。
 関西人としてはやはりNMB48の公演開始が大きなトピックスですが、どうやら劇場での公演は永遠に見に行けない様相(^^;)。AKBの立ち上げ時とは違い、NMBの劇場チケットは最初から完全にプラチナペーパーと化しているし、正直現状は「会いに行けるアイドル」とは言えないと思います。「会いに行けるアイドル」をコンセプトにするなら、定期的にオープンスペースでのイベントや、もっと大きなハコでの公演も考えてほしいですね。
 また、NMBの旗揚げが決まった昨年あたりから、関西では老舗のアイドルユニットといえるHOP CLUBを中心に関西のローカルアイドルが合同でイベントをする機会が増えた印象があります。ただ、肝心のHOP CLUBがエース格の森田涼花ちゃん、野元愛ちゃんをアイドリング!!!のほうの活動に取られて、べストメンバーが揃わないのが厳しいところですが。