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サッカー・チャンピオンズリーグ決勝トーナメントプレビュー

 昨日も書いたように、今週よりチャンピオンズリーグの決勝トーナメントがスタートしますので、改めて優勝争いの展望を。
 グループリーグ、そして各国リーグでの今シーズンの戦いぶりを見ると、本命がマンチェスター・ユナイテッド、対抗がアーセナルレアル・マドリーでしょうか。この3チームがここまでの戦いぶりが最も安定して、しかも攻撃的でスペクタルなサッカーを見せてくれていると思います。
 一方、国内リーグでの戦いぶりは磐石なインテルですが、伝統的な「勝負弱さ」とチャンピオンズリーグに対する相性の悪さを思うと優勝候補には推せないかと。ましてや、決勝トーナメント1回戦で当たるのがインテルとは逆に国内リーグの戦いは不安定ながら、チャンピオンズリーグには相性がいいリバプールなだけに。昨年の王者で同じミラノに本拠地を置くミランも、昨日書いたようにロナウドの離脱でただでさえ薄い選手層が更に薄くなった。こちらも1回戦の対戦相手が↑で優勝候補に上げたアーセナルなだけに厳しい。ともあれ、「インテルvsリバプール」「ミランvsアーセナル」の「イタリアvsイングランド」の2試合は1回戦最大の注目カードですね。
 その他のチームでは、一昨年優勝のバルセロナはやはり一昨年がチームの(そしてロナウジーニョ)のピークであり、現在はメッシ、ボージャンイニエスタらが軸になるチームへの移行中で今シーズンが厳しいかと。それでも、1回戦で当たるセルティックに不覚を取ることは無いでしょうが。チェルシーモウリーニョ退任による混乱が思ったより少なく、スペクタルさには欠けるものの安定感は優勝候補にあげた3チームに匹敵するかと思います。
 あと優勝争いからは外れますが、1回戦の裏注目カードは「セビージャvsフェネルバフチェ」。どちらも初の決勝トーナメント、ということはどちらは勝っても初のベスト8進出ということで、今シーズンの台風の目になることを期待したいです。