Dreamzone

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2006年前半のアイドル界を振り返る(1)グラビア編

 このところW杯モードに入っていたので、少し遅くなりましたが今年前半のアイドル界を何回かに分けてプレイバックしたいと思います。グラビア界に関しては、今年最大の話題はやはり青木りんさん、範田紗々さんとグラビアイドルの相次ぐAV転進。そして、そのカウンターともいえる小中学生グラビアイドルの増加でしょうか。
 昨年あたりのグラビアのトレンドは「着エロ」でしたが、今年はそれもそろそろ飽きられて沈静化するんじゃないかと年頭には思ってました。それが逆に突き抜けてAVまで行ってしまうとは思いもよりませんでした。結局、以前にも書いたように「着エロ」を媒介として「グラビアアイドル」と「AV女優」がボーダレスになりつつある感も受けます。例えば、ドラマ「下北GLORY DAYS」では女性レギュラーがグラビアアイドルとAV女優でほぼ半々ですが、直接的に「脱ぐ」シーンがあるか無いか以外は扱いはほとんど変わらない。また、及川奈央さんや高樹マリアさんらAV出身の娘が「脱ぎ」無しに普通にバラエティやドラマに出演したりしてます。こうして「グラビアアイドル」と「AV女優」の垣根が無くなりつつあり、グラビアの娘がそう抵抗も無くAVに転進するようになりつつある感を受けます。
 そういう訳で、未だにグラビアアイドルに「処女性」を求めるファンは小中学生の娘に流れつつあります。しかし、そういう娘たちのグラビアも、しほの涼ちゃん、多田瑞穂ちゃん、倉田みなちゃんなどかなり「着エロ」よりだし、果ては泉明日香ちゃんのように「Tバック中学生」なども登場している。結局、「処女性」が求められて小中学生グラビアイドルが台頭してきたはずが、結局そこでも「エロ」が求められている(少なくとも送り手は求められていると思っている)という歪んだ状況になってます。以前にも書いたように、こういう小中学生の娘のグラビアが載っている雑誌はほとんどが成人誌で、本人が自分が載っている雑誌を見れない状況というのはやはりどこかおかしいと思います。こういう状況は今後も続くのでしょうか?
 個人で今年前半1番活躍が目立ったのは日テレジェニックにも選ばれた相澤仁美さん。グラビア露出も昨年より格段に増えたし、Gyaoでは3ヶ月でしたが」自分の冠番組も持った。トークもかなりできるほうだし、今年後半はTVバラエティへの進出も期待できると思います。そして、今年後半1番期待できるのは同じく日テレジェニックに選ばれ、ミスマガとの2冠となった草場恵ちゃん。2冠になっただけでも期待の大きさが判りますが、ビジュアルを含めてすごく判り易いキャラが武器だと思います。今まで何度も書いてきたように、ここ数年は10代のグラビアの娘、特に巨乳系の娘はなかなかブレイクできてないので、彼女には期待したいです。