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スフィアリーグ4thステージ結果&感想

 というわけで、11日に開催された試合が昨日CSで放送。既に皆さん結果はご存知かと思いますが、いつものように全試合簡単に振り返ってみたいと思います。
1回戦
YOTSUYA0−0(PK4−3)XANADU
 試合は地力に勝る感のあるXANADUが押し気味。しかし、前半小由里さんのシュートは完全にゴールラインを割らず幻のゴールとなり、後半のYOTSUYAの絶好のチャンスはXANADUゴレイロが見事に顔面で(^^;)セーブ.。両チーム無得点のまま、試合はPK戦に。PK戦でXANADUはいつものようにゴレイロに大林素子さん投入。しかし、PK戦はサドンデスで7人目突入。YOTSUYAはゴレイロが自ら決めて、逆にXANADUは仁藤優子さんが失敗してYOTSUYAが勝利。大林さんのPK戦無敗神話もストップ。
ガッタス2−1ミスマガジン
 前半ガッタスはあさみさんがスフィア初ゴールを決め先制。その後ミスマガはエース溝口麻衣ちゃんがゴールを決め同点。後半はガッタスはメンバーを総入れ替えし、こちらもエース是永美記ちゃんがゴールを決めて勝利。地力の差を感じさせた試合でした。
TEAMdream2−0蹴竹G
 優勝候補大本命TEAMdream登場。この試合も宇津木めぐみちゃんは本調子ではないように感じましたが、それでも1点目は彼女からの見事なスルーパスで阿部絵利恵ちゃんがゴールを決め、2点目は自らミドルシュートでゴール。大事を取って後半はベンチに引っ込みましたが、そのままTEAMdreamが逃げ切って勝利。相変らずのめぐみちゃんのケタ違いの能力を改めて実感させられた試合でした。
ASAI1−0ガッタス
 1stステージの決勝の再現となったこの試合。カレッツァが押し気味に試合を進めるものの、ゴールは奪えず。そして、後半5分ワンチャンスを生かして山口百恵ちゃんが先制ゴール。やっぱり、この娘も1発がコワイ。その後はカレッツァのキャプテン小嶋くるみさんの、1人でなんとかしようとする悪いクセが久々に出てしまい、ノーゴールのまま試合終了。カレッツァはまさかのリザーブ落ち決定戦に。
リザーブ落ち決定戦
ミスマガジン0−0(PK2−0)XANADU
 試合はXANADUがやや押し気味。ミスマガのエース溝口麻衣ちゃんもほとんど消えてました。そして、大会XANADUはキャプテンの安田美香さんが欠場でしたが、代わってキャプテンを務めた仁藤優子さんの奮戦が2試合とも目立ちました。フットサルでは後輩だけど、タレントとして、そして人生の先輩としての意地を見せてくれた感がありました。しかし両チームとも無得点のままPK戦に。このPK戦、XANADUは大林素子さんを投入せず、正ゴレイロ中村真弓さんで勝負しましたが、ミスマガゴレイロ時東あみちゃんが以前にも見せた足でのセーブも再現して、2−0でミスマガ勝利。これでXANADUは初のリザ−ブ落ち。しかし、XANADUは得点力不足が最後まで響いた感があります。今回も2試合とも無得点で、結局PK戦負けでしたから。
カレッツァ1−0蹴竹G
 プレ大会以来のリザーブ落ち決定戦に回ったカレッツァ。しかし、前半5分に冨田麻帆ちゃんがスフィアリーグ初ゴールを決め先制。相手プレーヤーに当たってコースが変わったラッキーなゴールだったものの、遠目から積極的にシュートを打ったチャレンジ精神が実りました。そのまま試合はカレッツァが押し気味のまま逃げ切り。カレッツァは最悪の事態は逃れましたが、キャプテン小嶋くるみさんがケガをしたようなのが気がかり長引かなければいいのですが。
準決勝
ガッタス1−0YOTSUYA
 前半5分、ガッタスはあさみさんが2試合連続のゴール。YOSTUYAの巨漢ゴレイロ(100kg!)の伊藤雅子さんの股間を抜く技ありのゴール。その後、後半はまたもガッタスはメンバー全員を入れ替えて、危なげなく逃げ切り。YOSTUYAはリザーブではいい内容を見せてくれてたのですが、トップリーグでは2試合無得点。トップリーグの壁は厚かった感はあります。それでも、初のトップ昇格で残留できたのは評価していいかと。
TEAMdream1−0ASAI
 前半3分に高本彩ちゃんが、宇津木めぐみちゃんかと思うようなロングシュートを決めて先制。めぐみちゃん以外の選手にもこんなシュートを決められては相手チームはどうしょうもない。その後は山口百恵ちゃんが再三強烈なシュートをはなつものの、TEAMdreamゴレイロ橘佳奈ちゃんの再三の好セーブもあり、1−0でTEAMdreamが逃げ切り。
 ここでリザーブの結果。南葛YJが1勝1分け、FANTASISTAが1勝1分け、そしてチャクチャクが2敗で、チャクチャクがリザーブ残留。前節の戦いぶりからしたら、チャクチャクの昇格は確実で、残留はYJかFANTASISTAになると予想してたので意外な結果でした。
決勝
TEAMdream4−2ガッタス
 決勝戦は予想外のワンサイドゲームとなりました。前半3分と4分に宇津木めぐみちゃんが連続ゴール。1点目のドリブルシュート、2点目のロングシュートといい、素晴らしいとしか言い様がない。特に1点目を決めた後のガッタス北澤監督の「コイツ、本気出しやがって」と言いたげな表情は印象的でした。前半にTEAMdreamはさらに追加点を決めて勝負はほぼ決まり。後半ガッタスも頑張って2点を返したものの、結果は4−2でTEAMdreamが完勝で優勝。しかし、結果を個人のせいにするのは気がひけますが、この試合でのガッタスの失点は1点目以外はゴレイロ辻ちゃんのミスといっていい失点。今までのガッタスの試合を見てもゴレイロの安定感でいえば辻ちゃんより紺野あさ美ちゃんのほうが上だったと思うのですが、この大事な決勝戦でなぜ辻ちゃんをフルタイム起用したのか。あさ美ちゃんが抜けた後を考えての起用だったのかもわかりませんが、この北澤采配には疑問が残ります。むしろ、あさ美ちゃんを起用したほうが、たとえ負けても悔いが残らなかったのではと思います。
 まだまだ書きたいことはいっぱいありますが、長くなったのでまた次回に。とりあえず、
「やはり本気の宇津木めぐみは止められない」が今大会の最大の印象。