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シン・ウルトラマン感想(ネタバレ)

 まず、OPは予想してましたが「ウルトラQ」からではなく「シン・ゴジラ」からの「シン・ウルトラマン」だったのは意外。しかし、冒頭いきなりゴメスが出てきたのはさらに意外。他にも「ウルトラQ」の怪獣が何体か出て、オリジナル以上に「Q」と直結した世界観とは。

 内容は、ネロンガガボラ、ザラブ、メフィラス、そしてシークレットだったゼットンのエピソードを繋げたような構成。どうせなら、最初はベムラーのエピソードでも良かった気はしますが。ザラブのエピソードでは予想通りにせウルトラマンが登場しましたが、やはり目とつま先は尖がってほしかったです(^^;)。また、メフィラスのエピソードでは「巨大長澤まさみ」が登場。下から見上げたかった(^^;)。また、メフィラスの「割り勘で」というセリフに「怪獣散歩」感(^^;)。

 ラストは大方の予想通りゼットン登場。操るのがゾーフィー(ゾフィーにあらず)で、昔の児童誌の「ウソ情報」を拾うとは(^^;)。しかし、人類全滅を図るなんて、ゾーフィー(光の国)に比べれば、あくまで地球を無傷で手に入れようとしたメフィラスはやはり紳士的。ゼットンのデザインは「シン・エヴァンゲリオン」の使徒っぽかったですね。個人的にはもっとオリジナルのデザインに近づけてほしかったですが。

 難をあげれば、尺の関係か最後のバトルがあっさりしすぎ。「シン・ゴジラ」のヤシオリ作戦みたいにもっと過程をじっくり描いてほしかった。あと、ラストでウルトラマンは主人公との一体化を望んだのに、ゾーフィーは2人を分離させたので、主人公のほうはどうなったのか。オリジナルでは「命を2つ持ってきた」という力業で解決しましたが。

 あと個人的には、ももいろクローバー(Zががつく前)時代から知っている早見あかりさんが、インテリジェンス溢れる大人の女性を演じていたのには感慨深いものがありました。