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サッカー・E1選手権感想

 この1週間は通常の欧州サッカーにプラスしてCWC,そして男女のE1選手権が開催されTV観戦に忙しい日々でした。E1に関しては男女通じて大会全体の感想を書きたいと思います。
 結果は皆さんご存じのとおり男女とも2連勝のあと最終戦に敗れて優勝ならず。男子に関しては「国内組が使えないのが判った」というのが最大の収穫でしょうか(^^;)。ジーコジャパンの頃から男子の代表は海外組中心となり、常に「海外組偏重」「もっとJの選手を選べ」という声が上がっていたのですが、国内組だけで臨んだ今大会は北朝鮮、中国に辛勝し、韓国には完敗。このレベルでW杯本番でコロンビアと戦える訳が無い。個人的に今大会で及第点を与えられるのは川又とGKの中村くらい。それも、あくまで大迫や川島の控えという位置づけ。特にSBの人材不足は深刻で、本来CBの植田を使うくらい。もう、SBは長友とW酒井以外は諦めていいと思います。
 女子はまだ男子に比べて収穫があったと思います。高倉監督になってからかなり世代交代が進んだ印象。'11年のW杯優勝メンバーのレギュラーで今回もレギュラーだったのは阪口、鮫島の2人だけ。FWは田中が結果を出し、岩淵も復調気味、そして今回招集できなかった横山がいる。MFは阪口がかつての澤のような不動の心臓部になりつつありますが、長谷川、隅田ら「高倉チルドレン」が台頭し、人気先行だった楢本もレギュラー獲得まであと一息。DFはCBの三宅、SBの大矢に使える目途がたち、今回招集できなかった熊谷が戻れば鮫島を本来のSBに戻せる。そして、控えにはCFとGK以外すべてのポジションをこなせる宇津木と中島がいる。女子も'19年にはW杯が控えてますが、来年のアジア予選に向けてチームが固まりつつあると思います。