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サッカー・柴崎&清武の移籍に思う

 数日遅れの話題になりますが、スペイン←→日本の2つの移籍について思うところを。
 まず、鹿島の柴崎がスペイン2部のテネリフェに移籍。1部では無く2部というのは微妙ですが、後述する清武のように1部に移籍しても試合に出れないよりは、2部でも試合に出れるほうがベターな選択かと思います。無論、2部でも試合に出れる保証がある訳ではないですが。
 一方、清武はセビージャからC大阪に復帰。結局セビージャでは半年くらいの在籍でほぼ出番は無く、かつての中村と同じような結果。しかし、中村といい、清武といい、その時点での日本代表でのエース格の選手がスペインリーグでは全然通じないというのは残念です。そういう意味ではエイバルという中位チームとはいえレギュラーに定着している乾は頑張っていると思います。
 スペインリーグでなかなか日本人選手が通用しないのは、サッカー雑誌の受け売りですが日本人プレーヤーの特徴が「規律正しく、技術に優れている」のに対し、スペインリーグ(プレーヤー)の特徴が「規律がゆるく、技術に優れている」というところでミスマッチが起こっているからかと個人的には思います。逆にブンデスリーガ(ドイツ人プレーヤー)の特徴は「規律正しく、フィジカルに優れている」なので、うまく日本人にマッチしているのでブンデスでの日本人プレーヤーの成功例が多いのかと思います。
 あと、今回の清武のようにセレッソから欧州に行った選手は柿谷、山口とまたセレッソに戻ってくるケースが多い印象です。逆に同じ大阪のチームですがガンバから欧州に行った選手は宇佐美以外は稲本、宮本、大黒、安田とほとんどガンバに戻ってきてない印象ですが、この差はどこから生まれたんだろうと思います。