日本２−２オーストラリア
来年開催されるＷ杯の予選も兼ねたこの大会。なでしこジャパンの初戦の相手は前回王者であり、今大会最大の強敵のオーストラリア。
試合は立ち上がりからオーストラリアペースで進み、相手のシュートミスに何度か助けられたものの、２０分頃にオーストラリア先制。佐々木監督は前半早くも先日合流したばかりに大儀見を投入。試合はやや日本ペースになるものの、前半は０−１のまま終了。後半も日本ペースで試合は進むものの、１０分過ぎに逆にオーストラリアが追加点。これでかなりマズイ状況になったものの、２０分頃に川澄のシュートが相手オウンゴールを誘ってようやく１点返す。さらに３０分過ぎに川澄からのパスを大儀見が決めて同点。追加タイムのオーストラリアの猛攻もなんとか凌いで試合は２−２のドローで終了。
勝てなかったのは残念ですがオーストラリア相手に２点ビハインドを追いついたのは評価していいかと。今大会は海外組を全員呼べずベストメンバーではないし（オーストラリアも同条件かも分かりませんが）。そして、この試合大儀見が入ってがらっと流れが変わり、改めて現在のなでしこのエースは彼女だと実感。逆に彼女はグループリーグしか参戦できないので、彼女抜きの決勝トーナメントはかなり厳しいことになりそうですが。
