スペインリーグに関しては、ここ数年「バルサとレアルの2強18弱」と言い続けてましたが、その傾向は今シーズンは更に強まりそう。というのも、このオフには2強以外のチームに所属していたソルダード、ナバス、グラネロ、ジョレンテといった代表クラスのプレーヤーがこぞって他国リーグに移籍。2強とその他のチームの戦力差はますます拡大した感があります。
さて、昨年優勝のバルセロナは監督のビラノバが病気のため退任。新たに監督に就任したマルティーノは欧州での監督経験がなくやや不安。また、戦力的にネイマールというビッグネームを獲得したものの、昨シーズン課題とされた守備陣は今のところ手つかず。現状のままでは、今シーズンは苦戦が予想されます。
一方、昨シーズン2位のレアルは新たにアンチェロッティが監督に就任。ミラン、チェルシー、パリSGといったビッグラブを優勝に導いた経験値は期待十分。戦力的には今のところイグアイン、カジェホンら移籍する選手ばかりで新戦力はイスコら若手中心。しかし、ベイルの獲得が濃厚で最終的には戦力を整えてきそうで現時点では今シーズンの優勝候補1番手だと思います。