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サッカー・コンフェデ杯

ブラジル4−2イタリア
 既にグループリーグ突破を決めている両チームの対戦でしたが、予想以上の打ち合いになり見ていて面白い試合でした。
 この試合、イタリアはケガ(?)でピルロを温存。立ち上がりからブラジルペースで試合が進むもののなかなか決定機を掴めず、追加タイムにようやくセットプレイからダンチが押し込んでブラジル先制。後半は打って変わって打ち合いに。10分過ぎにジャッケリーニが同点ゴールを決めれば、ネイマールがスーパーなFKを決めてまたも突き放す。更に、フレッジのゴールでブラジルが2点差するものの、キエリーニのゴールでまたも1点差。勝負が決まったのは追加タイム直前。フレッジがこの試合2点目のゴールを決め再び2点差。結局ブラジルが4−2で快勝しました。
 グループリーグを通じてブラジルの得点力、特にネイマールは素晴らしいの一言。この大会で間違いなく彼はスーパースターへの第1歩を記しつつありますね。一方敗れたイタリアは、日本に3失点、ブラジルに4失点とこの2試合で7失点。攻撃型のチームへ移行しつつある段階とはいえ、ちょっと取られすぎが気になるところ。準決勝で予想通りスペインと当たるとかなり不安です。
メキシコ2−1日本
 既に2連敗し、日本にとっては今大会最後の試合。今日の先発は出場停止の長谷部に代わり細貝、そしてDFに栗原、酒井宏を起用。試合立ち上がりは先日のイタリア戦を思わせる日本の攻勢でしたが、オフサイドで取り消された幻の7ゴールもあり、先制点は奪えず。逆に30分過ぎから試合はメキシコペースに。前半は0−0で押し返して後半。後半もメキシコペースで試合は進み、10分にエルナンデスのヘッドでメキシコ先制。リードされたザックはシステムを3−4−3に変更するものの、その途端にまたもエルナンデスのゴールでメキシコ追加点。2点リードされた日本は長友が負傷、中村憲を投入して再び4バックに戻す。そして、残り時間5分のところで今日好調の岡崎がゴールを決めて1点差。しかし、追加タイムのメキシコのPKは川島がストップするものの、日本も追加点を奪えず。試合は2−1でメキシコの勝利、日本は今大会3連敗に終わりました。
 この大会で痛感させられたのは、選手以上にザッケローニ采配の不可解さ。初戦のブラジル戦はともかく、イタリア戦、メキシコ線は1点差の敗戦という結果が示すように内容に圧倒的な差は無かった。その僅かな差を詰めるのが監督の先述のはずなのに、今大会は(今大会も(^^;))ザックに効果的な采配は見られなかった。この結果なら、ザックの進退も議論されてしかるべきだと思います。