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サッカー・UCLプレビュー 

 今夜より、いよいよUEFAチャンピオンズリーグが開幕。今シーズンの注目は、「ストップ・バルセロナ」が実現されるかどうか。昨シーズンチャンピオンのバルサは今シーズン連覇に挑戦。過去、UCLで連覇したチームは無いのですが、現在「史上最強」の呼び声高いバルサは連覇の可能性十分。
 現在のバルサを倒すには、一昨シーズンのインテルのように「ガチガチに守ってカウンター」以外の戦術しか考えられない。しかし、バルサの攻撃を守り切れる守備力と一発のカウンターを決められる攻撃力を合わせ持つのは難しい。そうなると、1番可能性が高いのはミランでしょうか。ネスタを中心とした伝統の守備力と、イブラヒモビッチという1人で決めれるストライカーを持つミランなら、バルサ相手に「1−0」「0−0」のスコアで勝ち抜く可能性もあるかと。奇しくもこの両チームはグループリーグで一緒になったので、グループリーグでの戦いぶりに注目したいです。
 この2チームに次ぐのはやはりレアル・マドリー。昨シーズン準決勝でのバルサ戦は紙一重の敗戦でした。モウリーニョインテル時代も2年目でUCLを制しているので、レアルでも「モウリーニョイズム」が浸透した2年目にビッグイヤーを手にする可能性は大かと。
 この3チーム以外は優勝するにはやや戦力不足の印象。昨年準優勝のマンチェスター・ユナイテッドは戦力の上積みがほとんどない。インテルチェルシーは新監督の力量が不安。バイエルンアーセナルは選手層が薄い。
 個人的にダークホースとして注目しているのはドルトムントとリール。ドイツ王者とフランス王者を「ダークホース」扱いするのは失礼かも分かりませんが、両チームとも近年でのUCLでの実績は全くない。どちらも上位進出には選手層が薄いとは思いますが、攻撃志向の強い両チームだけに、大物食いを期待したいです。