スペイン１−０ドイツ
２年前の欧州選手権のファイナルの再現となったこの試合。スペインは不振のトーレスを先発から外し、ビジャのワントップで代わりにペドロが先発。それもあって、スペインは今大会１番の出来でパスがよく通る。一方のドイツはやはり今大会の戦い通り堅守速攻のカウンター狙い。両チームともなかなか決定機が掴めないまま時間は刻々と過ぎて行きましたが、残り時間２０分のところでＣＫからプジョルがヘッドで値千金の先制ゴール。これが決勝点となりスペインが勝利。スペインが初のファイナル進出を決めました。
ここまでの今大会の闘いぶりからしたら、正直意外な結果。イングランド、アルゼンチン相手に４点も取ったドイツが無得点に終わるとは。やはりミュラーの出場停止が痛かったですね。今大会、ミュラーはエジルとの横のコンビ、ラームとの縦のコンビで再三チャンスを作っていただけに。ただ、以前にも書いたように、今大会のドイツはそのミュラー、エジルはじめ若手の台頭が目立ち、４年後、８年後の大会は更に期待できると思います。
これで、ファイナルはオランダｖｓスペインの顔合わせ。正直、予想外の顔合わせですね。両国ともに「いいサッカーをするけどベスト８あたりでコケる」というのが伝統だっただけに(^^;)。どちらも無論勝てば初優勝。決勝は両国のカラーを出した点の取り合いを期待したいです。
