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サッカー・W杯

アルゼンチン3−1メキシコ
 前大会同様1回戦でぶつかった両チーム。試合立ち上がりは意外にもメキシコが押し気味なものの、30分過ぎにカウンターからテベスがゴールを決めてアルゼンチン先制。しかし、このゴールもスロー再生で見るとテベスオフサイドポジションで、またも物議をかもすゴール。アルゼンチンは、30分過ぎにもメキシコのDFのミスからイグアインがゴール。イグアインは今大会4点目、得点王も見えてきましたね。前半はアルゼンチン2−0で折り返し、後半戦。7分にテベスが今度は文句のつけようのない見事なミドルシュートを決めて3点目。その後はメキシコが必死に攻めるもののなんとか1点を返したのみ。3−1でアルゼンチンが勝利し、ベスト8進出を決めました。
 ↓の試合同様に審判の微妙な判定がありましたが、少なくとも結果は妥当だったかと。これで準々決勝はドイツvsアルゼンチンのこれまた前大会と同じ顔合わせ。今大会は両チームとも魅力的な攻撃サッカーを見せてくれているだけに楽しみです。
ドイツ4−1イングランド
 1回戦屈指の強豪同士の対戦でしたが、意外なワンサイドゲームになってしまいました。
 試合は立ち上がりからドイツが押し気味で、15分過ぎにクローゼ、ポドルスキーが連続ゴール。しかし、クローゼは本当にW杯とは相性がいいですね。これで通算12ゴール、ロナウドの大会最多15ゴールも見えてきました。2点リードされたイングランドは逆襲に転じ、セットプレイからアップソンのヘッドで1点返す。そしてその直後、恐らく今後語り継がれるシーンが。ランパートのシュートがバーを叩き、真下に落ちる。審判の判定はノーゴール。しかし、スロー再生で見ると完全にゴールインしている。中継でも言われていたように、まさに’66年大会決勝イングランドvs西ドイツ戦のハーストのシュート(同じようにバーを叩いて真下に落ちたシュートがゴールと認められ、これが決勝点となりイングランド優勝)の裏返しの再現。
 結局ドイツ1点リードで前半終了。後半、イングランドは更に猛攻を仕掛けるものの、ランパートのシュートは再びバーに阻まれる。そして、20分近くにカウンターから立て続けにミューラーが2ゴール。2点とも「お見事」としか言いようがないカウンター。3点差となり、イングランドも万事休す。ドイツがベスト8進出を決めました。
 本当に、前半のランパートのシュートのジャッジが大きかった。あれがゴールと認められていたら、試合の流れは変わったいたはず。’86年大会のアルゼンチン戦でのマラドーナの「神の手」同様、イングランドには諦めきれない敗戦となりました。