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今更AKB48に思うこと(急)「エース」前田敦子

 現在のAKB48において前田敦子ちゃんが「エース」と呼ばれているのは皆さんご承知の通り。ただ、個人的に初期のAKB48をちゃんと見てなかったのでよく分からないのですがAKB48が立ち上がった当初から彼女はエースとして扱われてたのでしょうか?例えれば、かつての全日本プロレスにおける故・ジャンボ鶴田さんや、新日本プロレスにおける武藤敬司のように。あるいは、天龍や長州力のように自らの努力でエースの座を勝ち取ったのか。
 彼女を「アイドル」として見た場合、正直突出した個性というのは無いと思います。例えば大島優子さんの器用さ、篠田麻里子さんの美しさ、高橋みなみちゃんの熱さ、板野友美ちゃんのイマドキ感のような。そのあたりが、世間一般の方々が「前田エース」という体制に対して「?」というリアクションをする事が多い理由かと。
 彼女を見て思い出すのは、名作マンガ「サイボーグ009」の主人公の009(島村ジョー)。この作品に登場するサイボーグ戦士は、001から008までは「超能力」「飛行能力」「怪力」「変身能力」といった特殊能力を持ってますが、009にはそういう特殊能力は備わってない。その代わりに001〜008をサイボーグ化したノウハウをフルに生かして、スペック的には最高のサイボーグという設定になってます。前田敦子ちゃんも、アイドルとしては突出した個性がない分、アイドルとしての基本スペックは高いということが「エース」に抜擢された理由かと個人的には思います。