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サッカー・W杯出場主要国考察(3)

 今日取上げるのは、欧州の優勝経験国でまだ取上げてないイングランドとドイツ。
 個人的にイングランドは欧州勢では優勝に1番近いと思います。なんといっても監督がカペッロ。「結果を出す」ということにおいて彼の右に出る監督はいない。そして、ジェラード、ランパート、テリー、ファーディナンドといった主力がキャリアのピークでW杯に参加できるのも今回が最後。また、イングランドは前回の欧州選手権に出場できなかったことが、逆に「今回こそ!」というモチベーションに繋がると思います。ただ、イングランドの最大のウィークポイントはGK。現在起用されることが多いジェームズ、ロビンソン、フォスター、皆とてもじゃないけど「ワールドクラス」とはいえない(^^;)。それがあるので、ベスト8以上は堅いとは思いますが「優勝」とは言い切れないところもあります。
 続いてドイツ。ドイツは前回のW杯で3位、欧州選手権で2位だったので、やはり今度のW杯の目標は「優勝」しかないはず。タレント的にも円熟期に入ったバラック、クローゼ、働き盛りのシュバインシュタイガー、ラーム、若手のエジルミュラーらとバランスが取れている。また、先日正GK候補だったエンケの突然の死もドイツ代表のモチベーションを高めているはず。エンケが亡くなったものの、ドイツのGKはノイアー、アトラー、ヴィーゼらタレント揃いでこの点はイングランドと逆(^^;)。GK以外のポジションに関してはイングランドに比べればやや落ちる感はあるものの、伝統の勝負強さでやはりベスト8以上は確実だと思います。