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サッカー欧州選手権

スイス2−0ポルトガル
 既に決勝トーナメント進出を決めてるポルトガルと、敗退が決まっているスイスの対戦。そういう訳で、開催国のスイスが意地を見せるかどうかだけが見所でしたが、ポルトガルは当然ながらデコ、ロナウドら主力は温存。それでも試合は互角の展開でしたが、後半にスイスのハカン・ヤキンがPKを含んだ2ゴールを決めて勝利。なんとか有終の美を飾りました。しかし、こうなるとスイスはかえすがえすもトルコ戦のロスタイムの失点が痛恨でしたね。もし、あれが無くてトルコと引き分けていたら、トルコと勝ち点が並んで得失点差が上回って決勝トーナメント進出できてましたから。一方のポルトガルはこの敗戦は痛くもかゆくも無いかと(^^;)。
トルコ3−2チェ
 いやホント、これまたスゴイ試合でした。インパクトの強さでは現時点では今大会ベストかと。
 決勝トーナメント進出には勝つしかない両チームの対戦。前半はチェコが押し気味に進め、30分にコレルがヘッドを決めてチェコ先制。そのままチェコ1点リードで迎えた後半は、攻めるしかないトルコが猛攻。しかし、15分にトルコが負傷者を出して1人減ったスキにチェコがカウンターからプラシルがゴールを決めて2点目。これで勝負あり・・・・と思ったのですが、攻勢を緩めないトルコは30分に1点返す。更に、残り時間5分のところでチェコのGKチェフがまさかのキャッチミスをしたところニハトが押し込んでトルコ同点。更にロスタイム突入寸前にニハトが逆転ゴール!しかし、ドラマはこれで終わらずロスタイムにトルコGKが暴力行為で一発退場。既に3人交代していたトルコはトンジャイをGKに。チェコがボールを放り込めれば面白かったのですが、そのチャンスは無いままタイムアップ。トルコが劇的な逆転勝利で決勝トーナメント進出を決めました。
 ユーロで「0−2」を「3−2」にひっくり返した試合といえば前大会でチェコがオランダ相手に実現した試合が有名ですが、今回はチェコが逆にひっくり返された試合となってしまいました。とにかく、後半のトルコの積極的な攻撃への姿勢が大逆転を生んだ試合でしたし、その点は4年前のチェコと同じでしたね。しかし、ホントにサッカーは何が起こるか判らない、試合はタイムアップの笛が鳴るまで判らないということを改めて実感させられた名勝負でした。