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サッカー・イングランドリーグ優勝決定

 というわけで、昨夜行われたイングランド・プレミアリーグ最終節で首位のマンチェスター・ユナイテッドが勝利。昨シーズンに続いての連覇を果たしました。
 今シーズンのユナイテッドはロナウドの活躍が1番に注目されますが、とにかくチームのバランスが高次元で取れていたと思います。ロナウドルーニーテベスギグスらの攻撃ユニット、スコールズキャリックハーグリーブスらの中盤、そしてファーディナンドヴィディッチの鉄壁のCBコンビ。年齢的にもロナウドら若手から、ギグスらの前回のトリプル(’98〜’99シーズン)を経験したベテランまでバランスが取れている。見ていて面白いサッカーでなおかつ結果も出したということで、21世紀ではでは2年前のバルセロナに匹敵する好チームだったと思います。
 そのユナイテッドと最後まで優勝を争ったチェルシー。開幕すぐにモウリーニョが解任された時にはこの結果は予想外。それも、結局新監督のグラントがあえて自己のカラーを出す事なく、モウリーニョのシステム、モウリーニョの用兵を継続したからだと思います。もっとも、だったらなんでモウリーニョを解任したかという気がしますが(^^;)。そして、言うまでも無くユナイテッドとチェルシーは今シーズンのチャンピオンズリーグの決勝で激突。プレミアのチームの素晴らしさを堪能できる試合を期待したいです。
 この両チーム以外では、前半戦はユナイテッドと首位を争ったアーセナルは後半に失速。やはり、↑2チームに較べると層の薄さ、経験不足が後半出てしまったかと。特に、エドワルドのケガによる長期離脱は痛かったですね。4強もうひとつのリバプールは、今シーズンもチャンピオンズリーグでは好成績を残したものの、プレミアでは全然首位争いに絡むことなく定位置(^^;)の4位に。これは言うまでも無く、「ターンオーバー」のやりすぎによる弊害。ベニテス就任以降、「ベニテスではチャンピオンズリーグで勝てても、プレミアでは勝てない」という印象をフロントもサポーターも持っているだろうし、今後の動向が注目されます。
 4強以外では、エリクソンが監督に就任したマンチェスター・シティは前半戦こそ良かったものの、後半失速し欧州カップ戦に届かず。セビージャからラモス監督を引き抜いたトットナムオーウェン、ヴィドゥカ、マルティンスら攻撃陣にタレントを揃えたニューキャッスルも結果を残せず。4強とその他のチームの差を改めて痛感させられたシーズンでもありました。