イタリア1−1アメリカ
立ちあがりはアメリカが押し気味でしたが、前半20分にセットプレイから先制したのはイタリア。しかし、その直後ザッカルドのオウンゴールでアメリカが同点。その後はイタリアは1人、アメリカが2人の退場者を出して荒れた展開に。結局両チームとも追加点を奪えずに試合はドロー。相変らずイタリアはグループリーグで苦しみますね。これでE組は勝ち点がイタリア4、チェコ3、ガーナ3、アメリカ1で最終節に全チーム決勝トーナメント進出の可能性が残る大混戦に。最後まで目の離せない展開になりました。
ガーナ2−0チェコ
今大会、初めて番狂わせと言っていい結果かと。試合開始早々1分でガーナがまさかの先制ゴール。その後は両チーム一進一退の攻防が続いたのですが、後半にチェコが退場者を出してからは完全にガーナペース。残り10分ほどで追加点を入れて試合を決めました。チェコは初戦の快勝がウソのような完敗。コレル不在がやはり大きかったのでしょうか。ツェフの再三のファインセーブがなければもう2〜3点取られてもおかしくなかったかと。そしてチェコはこの試合コレルに代わって先発したロクペンツが次の試合出場停止となり、コレルが復帰できないとイタリア戦はFW不在の状態となり、かなり厳しいことになるかと。
ポルトガル2−0イラン
予想通りにポルトガルがボールをキープして押し気味に試合を進めるものの、なかなか決定機を掴めない。ようやく後半15分にデコが見事なミドルシュートを決め、その後C・ロナウドがPKを決めて2−0で勝利。決勝トーナメント進出を決めました。しかしポルトガルはこの2試合、アンゴラ、イランといった格下のチームに辛勝。フィーゴとロナウドの突破で再三チャンスを掴むものの、なかなかフィニッシュに繋がらない。このD組は勝ち抜くと決勝トーナメント1回戦ではアルゼンチンかオランダと当たるので、どちらと当たってもかなり厳しいことになるかと。