Dreamzone

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フィギアスケート・GPファイナル

 サッカーと格闘技以外のスポーツはほとんど取り上げない私ですが、やはり昨日の浅田真央ちゃんの話はしないわけにはいきません。15歳にして世界チャンピオン。フィギアにあまり詳しくない私の目から見ても、昨日の彼女の演技はパーフェクトだったかと。彼女の演技ぶりを見ると、やはり世界には「天才」というのはいるんだなという事を痛感します。無論、不断の努力もあってのことでしょうが、真央ちゃんにはマラドーナら同様「持って生まれたものが違う」感を受けます。これでまた彼女の五輪問題も再熱すると思いますが、やはり「世界チャンピオン」が世界一を決める大会に出れないのはおかしいかと。若くても才能ある選手には門戸を開くべきだと思います。
 一方の安藤美姫ちゃんは再三転倒を繰り返して精彩無し。真央ちゃんの演技を見た後では全体的「重さ」みたいなものすら感じてしまいました。残酷な言い方ですが、「安藤美姫の時代」が来る前に「浅田真央の時代」が一気に来てしまった感があります。しかし、不幸中の幸いというか、この1年くらいの美姫ちゃんはマスコミの加熱報道に悩まされてましたが、これからはそれも若干軽減されるだろうし、今まで以上に練習に打ち込める環境ができると思うし、何よりまだまだ老け込む年齢じゃない。ぜひとも今後の巻き返しを期待したいです。
 しかし、このような真央ちゃんの活躍を見るとフィギアの一線から退いて芸能界に転身した姉の浅田舞ちゃんの判断は正しかったと思います。「兄弟なら違う道を選ぶがよい」というラオウ(「北斗の拳」)の台詞に従ったというべきか。あのままフィギアを続けていれば、「この世に姉より優れた妹なんて〜!」と北斗4兄弟の悲劇が再現してしまったかも(^^;)。