ギリシャ２−１ポルトガル
スペイン１−０ロシア
というわけで、今日よりスタートしたサッカー欧州選手権はいきなり番狂わせで地元ポルトガルが敗れるという波乱のスタート。試合開始から意外にも攻勢に出たのはギリシャ。そのまま勢いで押し切り、５分過ぎには先制ゴール。その後はほとんどポルトガルがボールをキープしながら攻めるものの、「ボールはキープしてもゴールが決まらない」といういつもの悪いクセが出て得点できないポルトガル。後半からは、デコ、ロナウドといった若手を投入して打開を図るものの、そのロナウドがギリシャにＰＫを与えて２失点目。ポルトガルは、そのロナウドがロスタイムに１点返したものの、結局２−１で敗北。改めてポルトガル伝統の「ここ１番の勝負弱さ」を感じた試合でした。ただ、ロスタイムに１点返したのは後々得失点差勝負になった時大きいかも。
スペインｖｓロシアは、ラウールを中心にボールをキープして攻めるスペインに対してカウンターを狙うというロシアという図式。しかし、お互いゴールを割れなかったのですが、後半スペインにバレロンが交替で入るとほとんどファーストタッチでゴール。結局そのままスペインが逃げ切り勝利。
Ａ組はスペインとポルトガルが２強と思われてましたが、今日の試合を見る限り両チームともボールキープはできるものの、決定力に欠ける感があります。今日勝ったギリシャはもちろん、ロシアにも予選リーグ突破の目はあると思うし、戦前は無風と思われたＡ組も波乱含みの展開になりそうです。
