この作品のタイトルは「face」ですが、サブタイトルに「キリッと白鳥、まったり百合子」とあるように、モデル風のシャープなメイクのシーンと、ナチュラルメイクのシーンが半々くらいの構成。白鳥さんはどちらかというと「柔らかセクシー系」だと思うので、圧倒的にナチュラルメイクのほうが魅力的だと思います。ただ、さすがにセーラー服やブルマのコスプレシーンは正直「ちょっと・・・」と思いましたが(^^;)。
さて、白鳥さんと言えばやはり避けて通れないのが「仮面ライダー電王」出演と途中退場。ほとんど演技経験が無かった白鳥さんがヒロインに抜擢された時は驚くと同時に喜んだものでしたが。白鳥さんの途中退場はいまだに特撮ファンの間では「謎」扱いされてますが、特撮・アイドル両方のファンの私としては途中退場の理由は「オーバーワーク」以外の何物でもない。ただでさえ、ライダー・戦隊ものの現場は過酷なスケジュールなのに、当時の白鳥さんはそれにプラスしてグラビアやバラエティの仕事も多かった。関西ローカルの深夜番組の準レギュラーもあったくらい。そりゃ心身ともに壊れても仕方ない。主演の佐藤健さんが今や押しも押されぬ人気俳優に成長したのを見るたびに、「白鳥さんが途中退場しなかった世界線」というものを想像してしまいます。