ドイツ1−1(PK6−5)イタリア
過去W杯、ユーロで何度も名勝負を繰り広げた両者の戦いは、今回も激闘となりました。
この試合、ドイツはイタリアに合わせて3ー5−2のシステムでスタート。試合は立ち上がりから一進一退の攻防。15分過ぎにドイツはケディラが怪我でシュバインシュターガーに交代のアクシデント。
両チームとも決定機を掴めないまま0−0で折り返した後半。20分頃にエジルのゴールでようやくドイツ先制。しかし、30分頃にイタリアはPKを得て、それをボヌッチが決めて同点。その後は再び試合は膠着状態に入り、1−1で延長戦突入。
延長戦も両チームともほとんど決定機は掴めず、勝負はPK戦に。ノイアー、ブッフォンの新旧世界NO.1GKの対決に。PK戦は3人づつ外してサドンデスに突入。9人目のダルミアンをノイアーがストップし、ドイツが勝利、ベスト4進出を決めました。
本当に互角の勝負でどちらが勝ってもおかしくない試合でした。過去の相性ではイタリア有利でしたが、ドイツの「PK戦に強い」という伝統のほうが今回は上回った印象でした。