例年6月は欧州サッカーがオフシーズンに入ってヒマなのですが、今年は4年に1度の欧州選手権が開催。そのうえ、それに加えて今年はイレギュラーに南米選手権も開催。しかも、今まで欧州選手権は参加国が16カ国だったのが24カ国に増え、南米選手権も通常の大会は参加国が12カ国なのに今回はイレギュラーで16カ国が参加。試合数がどちらも大幅に増え、1日に両方合わせて5試合開催という日もあり数試合はTV観戦は諦めざるおえなくなりそうです。
さて、今週末からはまず南米選手権がスタート。優勝はいつも通りブラジルとアルゼンチンの2強の争い・・・と言いたいところですが、今回はブラジルは厳しそう。近年のブラジルはタレント不足の感が強いうえ、その中で現在最高のタレントであるネイマールはリオ五輪参加のため南米選手権は不参加。全体的にメンバーが小粒な印象です。
それに引き換え、アルゼンチンはメッシを筆頭にアグエロ、イグアイン、ディマリアら攻撃陣は相変わらずタレント揃い。今シーズンブレイクした若手のディバラもメンバーに入れないハイレベル。攻撃陣に比べて守備陣はタレント不足の感はあるものの、総合力はNO.1だと思います。
その対抗の1番手にあげたいのはウルグアイ。エースのスアレスは今シーズン絶好調。ゴディンを中心とした伝統の堅守とともに、優勝を狙える力は十分あると思います。ただ、スアレスの怪我の情報は心配ですが。
この両チームに次ぐのはやはりブラジル、コロンビア、そして前回王者のチリあたり。そして、個人的にダークホースに推したいのはアメリカ。近年W杯ではコンスタントに上位に進出しているアメリカですが、今回は自国開催。ホームの大声援を受けて優勝は無理でもベスト4くらいまでは行きそうな気がします。