というわけで、２位のレアル・マドリーが日本時間の今日行われた試合で敗戦。やや盛り上がらない形で(^^;)首位バルセロナの優勝が決まりました。
しかし、今シーズンは他国のリーグもそうですがスペインリーグの優勝争いもほとんど盛り上がらず。元々近年のスペインリーグはバルサ・レアルの「２強１８弱」と呼ばれてましたが、今シーズンはその一角のレアルがチーム内のゴタゴタで出遅れて完全にバルサの独走。そのバルサの「メッシ依存症」がますます強くなり、守備陣のほころびとともにチーム自体はグアルディオラ時代よりやや弱体化した印象。今シーズンの優勝、その原動力となったメッシのハイスペースのゴールも他のチームの不甲斐なさのおかげだったと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、スペインリーグの場合はＴＶ放映権料が各チーム平等ではなく、バルサ・レアルと他のチームに格差がある。このままスペイン全体の不況が続くと、「２強１８弱」の状況は変わらず、面白味の欠けるリーグという状態も続くと思います。更に、今シーズンのＵＣＬではバルサ、レアルともに準決勝でドイツ勢に完敗。リーグのレベルそのものも低下傾向が続きそうな気がします。
