Dreamzone

<SINCE1999.7.29>ツイッターhttps://twitter.com/halftone7313

最後の輝き(BRIGHT)

 昨日は大阪で行われたBRIGHTのライブに行ってきました。BRIGHTが大阪でライブをするのはこれが最後、そして私が彼女たちを見るのもこれが最後。
 思えばBRIGHTというユニットは本人たちも、スタッフも、そして私以外のほとんどのファンも「アイドル」というカテゴリーだと考えてなかったと思います。「未熟さ」がひとつの売りである日本のアイドル界において、彼女たちのパフォーマンスは最初からクオリティが高すぎた。そのあたりが「未熟な女の子たちを自分たちが盛り上げる」ことを至上の喜びとする(人が多いように見える)アイドルヲタが彼女たちに取っ付かなかった原因だと思います。
 「デビュー時点でパフォーマンスのクオリティが高かった」という点では、彼女たちは日本のアイドルよりむしろK−POPアイドルに近かったと思います。本来目指すべきポジションは「同性に憧れられるカッコいいユニット」だったと思うのですが、そのためにはデビュー時点でメンバーが皆10代だったのはちょっと若すぎたのかも。
 ともあれ、「バッドガール」「シャイニングバタフライ」「1年2ヶ月20日」といった数多くの名曲が聴けないのは本当に残念。同じavexの後輩の東京女子流には、いつかBRIGHTの曲をカバーして、彼女たちの楽曲の素晴らしさを後世に伝えてほしいですね。
 まだ東京公演までBRIGHTの活動は残ってますが、BRIGHTにはやはり次の言葉を送りたいです。
「いい夢を見させてもらったぜ」
(byトッド・ギネス「聖戦士ダンバイン」より)