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2013年のアイドル界を振り返る(1)AKB・ダイヤモンドは永遠に?

 以前、今年前半のアイドル界を振り返ったときには「AKB系の時代が永遠に続くんじゃないか?」ということを書きました。それから約半年。AKB系という「ダイヤモンド」にいくつかの「傷」が見えてきたような気がします。
 その第1が光宗薫ちゃん、城恵理子ちゃんとった将来のエース候補を筆頭とした多くの娘の脱退。特に今年は彼女らのように「若い娘」の脱退が目立った印象があります。現在のAKB系は総勢数百人の大所帯なので、数十人の脱退でもすぐには影響は出ないとは思いますが、どんな組織であれ若手が順調に成長しない(できない)ところは将来の見通しは明るくないと思います。
 次に、今年のAKB系は指原さんのHKT移籍、島崎遙香ちゃんのじゃんけん大会優勝、河西智美さんの「黄金伝説」リタイヤとその直後のソロデビューなど「茶番」が目立った印象があります。特に遙香ちゃんの優勝は「運営の推している娘」が「ほとんどチョキのみで」優勝ということで、とてもじゃないけど「ガチ」とは思えない。そして、じゃんけん大会が「ガチ」じゃないのなら総選挙も「ガチ」じゃないんじゃないかという疑問も生じる。ともあれAKBは何においても「ガチ」を売りにしているだけに、こういう「茶番」が続くといつかはファンの心も離れるんじゃないかと思います。
 今年のAKB系は「東京ドームコンサート」という結成当時からの大目標が達成されましたが、将来「アイドル戦国時代」を振り返ったときに「2012年の東京ドームコンサートがAKB系の頂点だった」と語られるかも。そのあたりは、来年の総選挙の盛り上がりや投票権封入のCDのセールスによってある程度はっきりするんじゃないかと思います。