夏休み特別企画（？）の最終回は、今まで取り上げてなかったユニットに一言、二言づつ。
今年のぱすぽ☆のアイドルユニット初のデビューシングルオリコン１位には驚きました。まるで、‘８０年代にチャンピオンズカップをステアウケア・ブカレストが取った時のよう(^^;)。ぽすぽ☆の場合はCAとしての設定（？）がカッチリしていることが特色ですが、あまりにもカッチリしすぎて「一見さん」のファンが取っつきにくい印象も受けます。上記のステアウケア・ブカレストも１度は欧州の頂点に立ったものの、その後は欧州の舞台では目立った活躍が無く、ぱすぽ☆もその二の舞にならなければいいのですが。
今年NMB４８が結成され、１番大きな影響を受けたのが言うまでもなくYGAでしょう。これで「吉本１番のアイドルユニット」という肩書が無くなった。まあ、YGAは結成時はオカマキャラがいたりして「アイドル路線」を進むのか「バラエティ路線」を進むのかはっきりしなかったし、YGAの「G」は「グラビア」の「G」なのに積極的なグラビア展開は無かったし（のちに春日沙也香ちゃんが少年チャンピオンのマスコットガールに選ばれましたが）、「名目上の社長」の南キャン山里さんは完全にAKBにうつつを抜かしているし(^^;)。活動拠点だった品川プリンスシアターも閉鎖するという噂だし、今後の存続が心配。
バニラビーンズは分類上「アイドル」のカテゴリーに入れられているし、本人たちも自分たちが「アイドル」のカテゴリーに入っていることに不満は無いようですが、私個人としてはかなり違和感を持ってます。いつも私がアイドルにとって１番重要な要素だと思っている「キャピキャピ感」が彼女たちにはほとんど感じられない。個人的にバニビに対しては、同じ２人組のパフィーのように（彼女らも「アイドル」の枠に入れられることも多かったけど違和感あった）「分類不能なジャンル」に分類（？）するのが正しい気がします。
今まで取り上げてきたユニットのほとんどがAKBフォロワーといえるユニットですが（バニビは明らかに違いますが）、もっとも正統派のAKBフォロワー、言いかえれば「AKBの２番煎じ」(^^;)の印象が強いのがSUPER☆GiRLSだと思います。ももクロZ、女子流、ぱすぽ☆といったあたりはビジュアルもパフォーマンスもそれぞれのユニット独特の個性がありますが、スパガにはそういうものがほとんど感じられない。「単に可愛い女の子がたくさんいる」という印象だけで、雑誌の表紙やCMに登場してても「またAKBか・・・」と思ってしまう人が多い気がします。
