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アイドル戦国時代に思う(5)恵比寿マスカッツ編

 前回SDN48について書いたときにマスカッツについても少し触れましたが、いわゆる「アイドル戦国時代」においてマスカッツが語られることは少ない気がします。しかし、個人的にも「おねマス」シリーズが約3年半近くも続き、マスカッツの活動もこれだけ広く・長く続くとは思いませんでした。
 深夜番組でAV女優中心のユニットが組まれることは今までも珍しくは無かったのですが、そういうユニットは当然ながら「エロ」「セクシー」さが求められてました。しかし、マスカッツに関しては建前上(^^;)「エロ禁止」。実際、かすみ果穂さん、希志あいのさんあたりが積極的に「エロネタ」をやっても、MCのおぎやはぎの2人は押さえるのが基本だし。メンバーに求められるのはそういう要素より、「体を張る」「笑いを取る」ということであり、そういう意味でも番組的にもユニット的にもアイドリング!!!に近いユニットといえるかも。初期には番組でメンバー全員でカバー曲を歌って踊ってたことも共通してるし。
 また、長期間続いているのでユニットのメンバーの出入りも多いのですが、吉沢明歩さん、麻美ゆまさん、Rioさん、蒼井そらさん(一時は離脱してましたが)といった主力がほとんど残っているのも大きい。主力で抜けたのはみひろさんくらいだし。裏を返せば、「新戦力の台頭が無い」とも言えますが。
 彼女たちの様な本業がAV女優、つまり「人前で脱ぐ」ことがメインの仕事の娘が普通の雑誌で水着グラビアをやっているのを見ると、「時代も変わった」としみじみ思ってしまいます。無論、マスカッツにはAVが本業でないグラビア系の娘も多数いるのですが、正直存在感が薄い。まあ、上記の明歩さん、ゆまさんらのようにAV系の娘はほとんどがこのジャンルのトップクラスの娘(S1専属の娘がほとんどですが)が揃っているのに、グラビア系の娘は知名度が低い娘ばかりということもありますが。